日本の経済統計と転換点
206 家計の収入構造とは - 世代別に見る収入モデル

全国家計構造調査の結果から、日本の家計の平均的な収入構造について世代別に可視化してみます。現役世代では世帯主収入が主たる収入源に対して、高齢世帯では年金収入が主たる収入になります。利子・配当金などの金融投資によるキャピタルゲインはごくわずかであるという実態も良くわかります。

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日本の経済統計と転換点
205 日本の製造業で起こっている事 - 小規模事業の淘汰

日本の製造業で起こっている変化を工業統計調査を基に可視化してみます。事業所規模別に変化を見ると、小規模事業者が半分以上減るなど淘汰が進んできた状況がわかります。一方で、大規模事業者でも付加価値が減り生産性が低下しています。

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日本の経済統計と転換点
204 雇用者の稼ぎと分配 - 生産性・給与水準・分配率

雇用者1人あたりの付加価値と雇用者報酬について計算し、分配率を比較してみました。
日本はどちらも低めの水準に立ち位置を変化させていますが、分配率は比較的高めの水準のようです。

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日本の経済統計と転換点
203 平均給与の産業別国際比較 - 日本はどの産業が高い?

平均給与に相当する雇用者1人あたり雇用者報酬について、主要先進国の産業別に比較してみました。専門サービス業や公共的産業で圧倒的なアメリカや、金融保険業で高い水準のイギリスなど、各国で特徴がありそうです。

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