日本の経済統計と転換点
183 人口と豊かさの関係とは? - 1人あたりGDP成長率

人口が増えると経済成長しやすいという人口ボーナス期の考えが一般的だと思いますが、人口が減少してるから経済が停滞しているという解釈は本当でしょうか?確かに人口の増加率が高いほど豊かになりやすいという傾向はありそうですが、実際には人口が減少、停滞していても豊かになっている国もあるようです。

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182 少子高齢化する先進国 - 世代別人口比率の国際比較

先進国各国の、生産年齢人口、若年人口、高齢人口についての割合を可視化していきます。日本は確かに少子高齢化が他国に先行して進みますが、経済活動に最も影響が出る生産年齢人口比率については、各国でそこまで差異が生じていない事がわかります。日本の経済停滞の中で、人口構成の変化による影響は限定的と言えそうです。

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181 先進国の人口は増える?減る? - 各国の人口推移と予測

先進国とBRICS諸国の人口について、1970年から現在までの実績値と、現在から2050年までの推定値を繋げて眺めてみます。インド、中国の人口が圧倒的ですが今後はインドは増え続け、中国は減り始めるようです。先進国でも日本、ドイツ、イタリア、韓国は人口が減少に転じ、アメリカやイギリスなどは今後も増加が続きます。

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172 日本人の投票率 - 年齢階層別の推移

日本の選挙の投票率について着目してみます。1967年からの推移をみると、衆議院総選挙の投票率は、全体的に低下傾向で、特に20歳代、30歳代の若年層の投票率低下が顕著です。少子高齢化が進む中で、各年代の人口と投票率から、投票人数を割り出してみると、若年層から高齢層へと影響力を持つ世代が入れ替わっている事がわかります。

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094 人口の増える国・減る国 - 現役世代が減る日本

G7各国の労働世代、若年世代、高齢世代と、労働人口、移民数の1997年からの増減数をグラフ化してみます。移民の流入も多く、人口の自然増も多いと思われるアメリカ、イギリス、カナダと、移民流入により人口を増やすフランス、移民流入で何とか人口を維持しようとするドイツ、イタリア、移民を増やさず減るに任せる日本。

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092 人口の減る社会 - 年齢構成と労働者数の変化

G7各国の、総人口、若年世代、労働世代、高齢世代の人口と労働者数をグラフ化してみます。人口の順調に増えるアメリカ、イギリス、カナダ、フランスと、停滞しつつあるドイツ、イタリア、既に減少して久しい日本の状況ですが、労働人口の変化が特徴的であることがわかります。

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042 主要国の存在感の低下 - 人口で見る世界シェア

Penn World Tableの長期データから、世界全体の人口推移を可視化してみます。また、GDPと人口のシェアから、経済的独占指数を算出し、先進国が少数の人口で大きな経済的シェアを誇る事を示します。

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039 日本経済の転換点はいつ? - 長期推移で見る経済指標

日本経済の長期変遷を改めてまとめてみます。経済的なイベントとともに、どのように日本経済が変化してきたのでしょうか。大きな変換点は1997年です。まさに日本が変わったと言えるこの年に、一体何があったのでしょうか。

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037 結婚は贅沢なのか!? - 男性の低所得化と非婚化

日本は少子高齢化が進み、市場も収縮していくと言われています。これにより企業の海外展開(グローバル化)に拍車がかかっている側面もあると思います。実は、この動きによって日本は「自己実現的」に市場が収縮し、仕事が減り、経済的に困窮して結婚できない人が増えている側面があるようです。貧困化と非婚化の関係を可視化してみます。

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