278 ドル換算8つの表現方法 - 国際比較のポイント
国際比較をする際のドル換算の8つの表現方法について確認してみました。絶対値を比較する場合は、名目の為替レート換算を基本とし、成長率では実質を、生活実感に近い指標では購買力平価換算を合わせて見てみるといった使い分けが必要と思います。
277 品目別で見る貿易の変化 - 自動車産業の存在感
日本の輸出と輸入について、品目別の推移やシェアを確認してみました。やはり輸出の中では自動車産業の存在感が大きく、輸入では鉱物性燃料が圧倒的です。
276 貿易相手の変化 - 最大相手国はアメリカから中国へ
日本の貿易について、相手国ごとの変化を可視化してみます。以前は輸出も輸入もアメリカがメインでしたが、近年では中国が最大の貿易相手となっています。
275 1人あたりで見る資金過不足 - 家計・企業・政府の関係性
主要先進国の、資金過不足や金融取引についての人口1人あたりの水準について比較してみます。相対化して比較する事で、日本経済の独特な変化が可視化されます。
274 金融機関の金融勘定 - 経済活動の拡大と収縮
金融機関の金融勘定 対GDP比について、主要先進国での推移を比較してみます。その国の金融取引が総合的に可視化されます。リーマンショックまでの拡大から一転して極端に収縮するアメリカ、フランス、イギリス、ドイツと、その前から収縮していた日本、イタリア、安定的に推移しているカナダといった特徴があるようです。
273 海外の金融勘定 - 日本の対外投資
主要先進国に対する海外の金融勘定について、対GDP比の推移を見比べてみました。リーマンショックを機に激変している面もありますが、海外への投資が超過する日本、ドイツ、海外からの投資が超過するアメリカ、イギリスという別れ方になるようです。
272 政府の金融勘定 - 日本政府の負債が増えた時期とは?
主要国政府の金融勘定 対GDP比について比較してみます。政府の資金過不足はマイナス気味が基本となりますが、さらに経済危機へのリアクションとして大きく負債を増やす挙動が共通して確認できます。また、日本だけ1998~2004年の企業活動の変調へのリアクションとして負債を増やした期間が観測されます。
271 企業の金融勘定 - 日本企業の極端な変化
主要国企業の金融勘定について対GDPの比較をしてみました。他の主要国は年ごとに負債と金融資産を同程度増やして均衡しているのに対して、日本は1998年を機に大きく赤字主体から黒字主体へ転換しています。日本の企業活動の異質さが可視化されます。
270 家計の金融勘定 - 日本でお金が増えたのは1990年代まで
家計の金融勘定について、対GDP比で各国比較してみました。日本は1980年代~2000年頃までかなり高い水準が続き、その当時に家計が金融資産を蓄積したものと考えれそうです。安定して推移するドイツ、フランスや資金過不足がむしろマイナスのカナダなど、各国で特徴がありそうです。
269 金融勘定の対GDP比 - バブル崩壊までの特殊状況とその後
日本の各経済主体の金融勘定について、対GDP比での推移を眺めてみます。バブル崩壊までは、家計は年間10%前後の資金余剰が続いていて、特に現金・預金は5~10%の増加が続いていました。企業や政府の挙動の変化も、対GDP比で見ると興味深い気候がありそうです。