日本の経済統計と転換点
166 生産資産で見る経済の特徴 - 各国の生産資産推移

主要国の生産資産について、自国通貨ベースでの推移を眺めてみます。各国とも連動しながら増え続けていますが、日本だけ停滞傾向です。ただし、日本は一般建造物の水準が高く、かつ緩やかに成長が続いています。

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日本の経済統計と転換点
131 日本の特殊な住宅事情? - 1戸あたり建築費用の停滞

日本は新設住宅の戸数がピークから半減しています。金額面での変遷も追ってみると、やはりピークから半減近くまで落ち込んでいることが分かります。他の先進国では、住宅購入の支出は増えているので、このような状況はやはり日本だけの特殊事情と言えそうです。

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日本の経済統計と転換点
130 家を建てなくなった日本人? - 新設住宅戸数の減少

日本では1970年代と1990年代に新設住宅の戸数がピークを付けましたが、その後は一方的に減少が続いています。現在は年間91万戸程度で最盛期の半分以下です。1戸あたりの平均床面積でも減少が続いていて、狭小化が進んでいます。家を建てる人が少なくなっていると言えます。

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