日本の経済統計と転換点
134 日本の設備投資は少ない? - 機械・設備投資の国際比較

日本の設備投資は、ピークから減少して停滞していますが、他の先進国と比較してみると様相は異なるようです。実は、1980年代から日本は極端に設備投資を増やし、高い水準で推移しているとも見て取れます。過剰な設備を抱えたために、値下げ合戦になってデフレになっている側面もあるのかもしれません。

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日本の経済統計と転換点
125 設備投資の減る日本企業 - 規模による投資格差

国内外の有価証券投資を増やす日本企業ですが、一方で国内の設備投資は減らしているようです。
労働者1人あたりに直すと、どの企業規模でも4割程度削減している状況だという事がわかります。国内が経済成長していないから投資しないのか、投資をしないから経済成長しないのか、いったいどちらでしょうか。

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日本の経済統計と転換点
049 自動車産業の資産と投資 - 国内の設備投資は停滞!?

日本の自動車産業のストック面や設備投資について確認してみました。設備投資はアップダウンしつつ停滞が続いていて、資産のうち有形固定資産が増えていないようです。一方で投資有価証券は右肩上がりに増え続け、純資産の嵩上げに大きく寄与しているようです。

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