日本の経済統計と転換点
263 金融資産・負債比較 家計編

家計の金融資産・負債残高について、1人あたりドル換算値と対GDP比で国際比較をしてみました。直近ではアメリカが圧倒的な純金融資産の水準を誇り、日本はG7でも多い方ですが大分立ち位置を低下させているようです。

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262 金融機関の金融資産・負債残高 - 経済活動を写す鏡

G7各国の金融機関について、金融資産・負債残高を眺めてみます。各国とも基本的には金融資産も負債も増えていて、ほぼ相殺します。イギリスやイタリアがリーマンショックで変調している様子や、日本の金融機関の貸出が長期間にわたって目減りしている様子も確認できます。

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261 海外の金融資産・負債残高 - 各国で深まる海外との関係

G7各国に対する海外の金融資産・負債残高について可視化してみました。各国とも海外の金融資産も負債も増加傾向が続いていて、海外との金融取引の増大を窺わせます。イギリスがリーマンショックから停滞気味だったり、アメリカでは株式の存在感が圧倒的だったりと国によって特徴がありそうです。

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260 政府の金融資産・負債残高 - 意外と多い日本政府の資産

G7各国の政府の金融資産・負債残高を眺めてみます。負債のうち債務証券(国債)が大半を占めるのは共通していますが、金融資産の規模が各国で異なるようです。日本は負債に対して51%と、比較的多くの金融資産を政府が持っていることになります。

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259 企業の金融資産・負債残高 - 負債構成の大きな違い

G7各国の企業について、金融資産・負債残高の推移をご紹介します。主に負債側の株式等が極端に増えていくアメリカ、イギリス、フランスと、資産側の株式等も増えていき企業同士の持合いも窺えるドイツ、フランスで傾向が異なるようです。日本は、負債側の貸出が目減りしていて、純金融負債も減っていおり特殊な状況にあるようです。

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