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機械加工とは

機械加工とは、マシニングセンタや旋盤などの主に切削機械を用いた除去加工です。
ブロック素材や丸棒材などから機械を使って削ることで、精密な機械部品を作り出します。

機械・装置の機構部分に用いられるような、±0.01mm程度の高精度な機械部品を製作する事ができます。
また、製缶加工品の精度向上のための2次加工としても用いられます。

当社では長く機械加工による精密部品の製作・供給に携わっており、100社以上の協力工場との協業により、様々な機械加工を一括してご提供する事が可能です。

フライス加工(切削加工)

エンドミルやドリルといった回転工具を回しながら素材に押し当て、素材を削る加工です。
主に精密機械の強度や精度の必要な部品製作に使われます。

機械加工の中でも最も多用される加工方法の1つです。
一般的な加工精度は±0.1mm程度ですが、±0.02mm程度といった高精度な加工も可能です。

典型的なのは航空機の機体構造部品ですが、ブラケットやハウジングなどといった部品もフライス加工によるものが多いです。また、鋳造品の二次加工にも用いられます。

数値制御によるNCフライス、NCフライスに自動工具交換機能を備えたマシニングセンタがあります。最新の5軸加工機では、1回の素材のセッティングで複雑な形状を削り出すことも可能です。


鋳物の二次加工などには、汎用フライスも利用されます。ベテラン職人による汎用フライス加工にも対応可能です。

NCフライス
NCフライス盤

マシニングセンタ

マシニングセンタによる切削加工では、刃物や加工プログラムの組み合わせ方で様々な形状を実現する事が可能です。
機械加工の中でも主流となる工作機械となります。

身の回りの電化製品や自動車のパネル類などのプラスチック部品も、元は金型と呼ばれる型に樹脂を流し込んで作ります。この金型を作り出すのも主にマシニングセンタの仕事です。鋳物などの2次加工(基準面を削ったり、穴を開けたりする加工)にも使用されます。

また、航空機の構造部品や、医療、半導体など、様々な分野の精密部品にも、マシニングセンタで削った部品がそのまま使われたりします。
このような部品は、「削り出し部品」と呼ばれたりします。単なる四角い素材から、余分な部分が刃物で削られていって、必要な部品の形状ができ上がってきます。

5軸加工機
マシニングセンタ (5軸加工機)

旋盤加工

丸棒材を回転させ、バイトと呼ばれる刃物を押し当てて削っていく加工です。
このような加工は旋削とも呼ばれます。

同心軸状の形状に限られますが、フライス加工と比べるとスピーディできれいな加工面が得られます。
シャフトやカラーなどといった部品加工に多く用いられます。

旋削のみの機械も多いですが、フライスの機能も兼ねた複合旋盤や、バーフィーダーを備えて大量生産に向いた自動盤などの機械があります。

機械加工の中でもフライス加工と並んで主流な加工方法となります。
主にブロック形状はフライス加工、円筒・円板形状は旋盤加工という使い分けをします。

NC旋盤
NC旋盤

研削加工

回転した砥石を押し付けて、素材表面の精度を向上させながら表面粗度を細かくしていく工程です。

形状や部位に応じて平面研削盤、円筒研削盤、ジグ研削盤、ホーニング盤などが使われます。

最も代表的な平面研削盤は、取付面など平坦な表面を実現するために多用されます。

平面研削盤
平面研削盤

ワイヤーカット (ワイヤー放電加工)

通電した細いワイヤーで、母材を切断する方法です。
加工時間はかかりますが、高精度な加工面が得られます。

通電する素材であれば、硬さに関係なく切断できるメリットがあります。
基本的には上から見て同一断面となる切断面の加工に用いられます。

ワイヤー放電加工機
ワイヤー放電加工機

形彫放電加工

所望の形状に対して反転した形状の電極(銅材やグラファイト)を作成して、通電しながら電極を素材に近づけてアーク放電させることにより、素材を除去していく加工です。

電極作成という手間はかかりますが、精度よく形状を転写できる事や、通常の切削加工では削れない硬い素材も加工できる点、切ほぼピン角(R0.2程度)が実現できる点などがメリットです。

切削加工だとどうしてもエンドミルのR形状が付いてしまうため、角が必要な個所などには形彫り放電加工が利用されます。

金型製作などに多用されます。

形彫放電加工機
形彫放電加工機

その他にも、様々な機械加工による部品製作を行っています。

どのようなことでも、お気軽にお問い合わせください。

機械加工の特徴

機械加工は、様々な専用の工作機械を用い、場合によっては組み合わせる必要があります。
得意な加工工程に特化している工場も多く、1つの部品を完成させるにも複数の工場を経由するケースも多くあります。

また、機械加工では精密な加工を実現するために、段取りと呼ばれる準備作業が発生します。
段取では、素材を固定し、位置決めや加工原点の設定をしたり、工具を機械に取り付け調整したり、加工用のプログラムを作成したりといったプロセスが必要となります。
加工そのものは自働化が進んでいますが、段取作業は職人の熟練の技術が要求される工程です。
段取作業の良し悪しで、部品の出来栄えにも影響が出ます。

機械加工は板金加工や溶接加工と比べて割高で、納期がかかるのはこのような精密な加工をするための準備や、加工工程の組み合わせによるものです。

当社では、多くの加工業者仲間とネットワークしていますので、案件に応じた最適な加工工場とのマッチングが可能で、無理・無駄のないご提案が可能です。

機械加工に関するお問合せ

機械加工についてご不明な点やご要望がございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。

<お問い合わせ先>
株式会社⼩川製作所
営業・技術担当 ⼩川宛
TEL: 03-3657-4196
FAX: 03-3673-4755
Mail: info@ogawa-tech.jp