経済統計
249 就業率の高い日本 - 現役世代の国際比較

OECD各国の就業率について男女別で比較してみます。男性は、他国が低下傾向の中最も高い水準をキープし続けている状況です。女性は、各国と同様に上昇傾向で、先進国としては高い水準ですが、ドイツやイギリスよりは低いようです。

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248 日本は失業率の低い国? - 現役世代の国際比較

男女別の失業率についてOECD各国の水準を比較してみました。日本は男性も女性も先進国の中でかなり低い水準です。ただし、近年ではドイツや韓国とは比較的同じくらいになります。

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経済統計
247 日本の失業率の特徴 - 男女別・世代別の推移

日本の男女別、年齢階級別の失業率について統計データを確認してみました。1990年代から2010年代までに完全失業率が高い時期がありましたらが、その後は低下傾向で近年は3%程度です。年齢階級別にみると男女でやや傾向の違いがあるようです。

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経済統計
246 失業率って何? - 労働力人口・就業者数・完全失業者数

日本の完全失業者数や失業率について確認してみました。日本は1990年代から2010年代まで比較的完全失業率の高い時期がありましたが、ここ数年はかなり低くなっているようです。男女の差もほとんどなく、連動した推移が見られます。

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245 日本の労働者数の変化 - 男女別の就業者数と就業率

労働力調査のデータから、日本の就業者数と就業率について共有します。男性労働者は高齢世代が増えていますが全体として減少傾向が続いています。女性は多くの年齢階級で増加傾向が続いていて、就業者数が増加傾向です。

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経済統計
244 物価比率と購買力平価 - 1人あたりGDPのドル換算値

1人あたりGDPの推移で為替レート換算値と購買力平価換算値の比較をしてみました。購買力平価換算値は物価比率で補正した数値になるため、滑らかなグラフとなる反面現実との乖離も大きそうです。

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経済統計
243 ドル換算は為替?購買力平価? - 換算方法による違い

1人あたりGDPについてドル換算する場合の、為替レート換算値と購買力平価換算値の違いを比較してみます。為替レート換算が為替変動によって揺らぎが出るのに対して、購買力平価換算は滑らかな推移となりますが、アメリカとの物価比率も補正されている事に注意が必要なようです。

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経済統計
242 購買力平価って何? - その意味と特徴

為替レートともに、ドル換算によく用いられる購買力平価について、その意味や計算方法を確認してみます。購買力平価は両国の物価変化率の比に比例するという計算がされていて、両国間の物価比率を踏まえた通貨の交換比率となります。購買力平価換算は、ドル換算してさらに物価比率で調整した数値になる事を意識する必要がありそうです。

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241 経済活動別に見る日本経済 - 公共的産業の付加価値とは?

経済活動別のGDPと就業者数から、公共性のある活動の付加価値について確認してみます。日本の公務員は労働者全体の6%程度ですが、先進国で極端に少なく、成長産業である公務・教育・保健の成長も他国と比較して緩やかです。人の仕事の価値について改めて考えてみる必要性がありそうです。

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240 日本の社会支出は十分か? - 少ない「家族」への支出

再分配や格差、貧困とも関連の深い社会支出について、各国比較をしてみます。日本は高齢化の割には高齢者への社会支出がそれほど多くなく、総額の対GDP比は先進国の中で中程度となります。負担と給付の再分配のバランスは改善の余地がありそうです。

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