日本の経済統計と転換点
283 パートタイムばかり増える日本? - 毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査の結果から、日本の労働者の就業形態別人数や現金給与総額の推移を可視化してみました。比較的低賃金のパートタイム労働者ばかりが増えているので、平均給与が下がっている側面がありそうです。

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282 女性のパートタイム雇用率 - 日本は主要先進国で最高水準

先進国の女性のパートタイム雇用率についてご紹介します。近年は各国で減少・停滞が続く中、日本のパートタイム雇用率は上昇を続け、ドイツやイギリスを上回る高水準に達しています。2021年には先進国で4番目の順位です。

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281 男性のパートタイム雇用率 - 日本は近年急上昇

先進国各国の男性のパートタイム雇用率についてご紹介します。各国ともやや上昇傾向がみられる中、日本は近年急激に上昇していて、先進国でもパートタイム雇用率の高い国という事になります。

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280 日本はパートタイムが多い? - パートタイム雇用率の国際比較

先進国各国のパートタイム雇用率について比較してみました。日本は先進国平均より少し高い水準から徐々に高まり近年では、OECDで4番目、G7で最も高い水準に達しているようです。

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279 1人あたりGDPのドル換算 - 国際比較の注意点とは?

主要先進国の1人あたりGDPについて、OECDで公開されている4パターンのドル換算値についてご紹介します。絶対値として比較するのは、名目の為替レート換算を基本とし、購買力平価を合わせて眺めるようにすると良いように思います。

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278 ドル換算8つの表現方法 - 国際比較のポイント

国際比較をする際のドル換算の8つの表現方法について確認してみました。絶対値を比較する場合は、名目の為替レート換算を基本とし、成長率では実質を、生活実感に近い指標では購買力平価換算を合わせて見てみるといった使い分けが必要と思います。

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277 品目別で見る貿易の変化 - 自動車産業の存在感

日本の輸出と輸入について、品目別の推移やシェアを確認してみました。やはり輸出の中では自動車産業の存在感が大きく、輸入では鉱物性燃料が圧倒的です。

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276 貿易相手の変化 - 最大相手国はアメリカから中国へ

日本の貿易について、相手国ごとの変化を可視化してみます。以前は輸出も輸入もアメリカがメインでしたが、近年では中国が最大の貿易相手となっています。

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275 1人あたりで見る資金過不足 - 日本経済の特異なポイントとは?

主要先進国の、資金過不足や金融取引についての人口1人あたりの水準について比較してみます。相対化して比較する事で、日本経済の独特な変化が可視化されます。

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274 金融機関の金融勘定 - 経済活動の拡大と収縮

金融機関の金融勘定 対GDP比について、主要先進国での推移を比較してみます。その国の金融取引が総合的に可視化されます。リーマンショックまでの拡大から一転して極端に収縮するアメリカ、フランス、イギリス、ドイツと、その前から収縮していた日本、イタリア、安定的に推移しているカナダといった特徴があるようです。

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