日本の経済統計と転換点
291 平均給与の名目と実質 - 主要先進国の特徴

日本の平均給与について、実質と名目の数値を各国ごとに比較してみます。名目も実質も停滞しているのは日本特有の傾向のようです。実質では停滞しているイタリアも、名目では成長しているようです。

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290 平均給与って何? - OECDデータの検証

日本の統計データの中での平均給与の違いと、OECDの計算方法について検証してみました。OECDでは、賃金・俸給を雇用者数で割り、更にフルタイム労働比率で割る事で、フルタイム相当の年間平均給与を計算している事になります。

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289 臨時労働者の雇用保護 - 日本の有期・派遣契約の特徴

臨時労働者の雇用保護について、OECDの雇用保護指標を確認し、各国の状況を比較します。日本は一般労働者と同様、アメリカやイギリスに近く、先進国の中ではかなり規制の緩い国のようです。

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288 一般労働者の雇用保護 - 集団・大量解雇と総合指数

OECDの雇用保護指標について、集団・大量解雇と総合指数をご紹介します。日本はどちらで見ても相対的に雇用保護が緩い国と言えそうです。ドイツ、フランス、イタリアとアメリカ、イギリス、カナダの傾向が対照的なのも興味深い特徴です。

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287 日本の雇用保護の特徴とは? - 詳細項目の国際比較

OECDの雇用保護指標について、区分ごとの国際比較をしてみます。日本はアメリカやカナダに近い状況で、比較的解雇規制の緩い国という特徴があるようです。

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286 日本は解雇しにくい国? - 雇用保護指標の国際比較

OECD各国の雇用保護指標を比較してみます。最新の2019年のデータでは、日本は先進国の中でも規制がやや緩く比較的解雇しやすい国になるようです。

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285 パートタイムの多い産業とは? - 産業別パートタイム雇用率

毎月勤労統計調査より、日本の産業別、就業形態別の平均給与と、パートタイム雇用率についてまとめてみました。医療、福祉など労働者数の大きく増えている産業でパートタイム雇用率が高まっていて、労働者の増加はこれらの産業でのパートタイム労働者の増加によるところが大きいという事がわかります。

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284 産業別の平均給与はいくら? - 労働者数と給与水準の変化

毎月勤労統計調査の結果より、産業別の労働者数と平均給与の推移を可視化してみました。労働者数の減る製造業や建設業で給与水準が上がり、労働者数の増える医療、福祉、教育などで給与水準が下がっているようです。

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283 パートタイムばかり増える日本? - 毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査の結果から、日本の労働者の就業形態別人数や現金給与総額の推移を可視化してみました。比較的低賃金のパートタイム労働者ばかりが増えているので、平均給与が下がっている側面がありそうです。

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282 女性のパートタイム雇用率 - 日本は主要先進国で最高水準

先進国の女性のパートタイム雇用率についてご紹介します。近年は各国で減少・停滞が続く中、日本のパートタイム雇用率は上昇を続け、ドイツやイギリスを上回る高水準に達しています。2021年には先進国で4番目の順位です。

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