日本の経済統計と転換点
300 一般サービス業の平均時給 - 各国でも低めの産業

一般サービス業の平均時給(労働時間あたり雇用者報酬)について国際比較してみました。日本の一般サービス業の平均時給は平均値を大きく下回ります。国際比較してみると、平均時給の低い産業であることは共通しているようです。

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299 建設業の平均時給 - 人手不足で上昇中?

建設業の平均時給に相当する労働時間あたり雇用者報酬について、国際比較をしてみます。日本の建設業は、先進国の中では低めの水準ですが、工業などと比べるとやや順位は高いようです。

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298 工業の平均時給 - 比較的高い日本の水準

工業の平均時給(労働時間あたり雇用者報酬)についてご紹介します。日本の工業は産業の中でも比較的平均時給の高い産業です。国際比較すると、相対的に低い水準が続き、近年ではOECDの中でも低位となります。

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297 日本の時給は高いのか? - 労働時間あたり雇用者報酬

平均時給に相当する労働時間あたり雇用者報酬について国際比較をしてみました。日本は停滞傾向が続く中で、他国に追い抜かれ差を付けられているようです。近年では先進国の平均値すら大きく下回っています。

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296 日本の時給は上がってる? - 産業別の時間あたり雇用者報酬

日本の平均時給について、確認してみます。OECDのデータと日本のデータを重ね合わせると見事に一致する事が確認できます。産業別に見ると、どの産業でも1990年代に平均時給がピークとなり、その後減少し、2010年ころから上昇傾向が続いている事がわかります。

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295 平均給与の要因分解 - 実質成長率の各国比較

主要先進国各国の平均給与実質成長率について、要因分解を試みた結果をご紹介します。賃金・俸給の総額が増え、雇用者が増え、物価が上昇する事で、実質成長率がプラスを続けているのが他国の特徴ですが、日本だけ傾向が全く異なる事がわかります。

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294 平均給与の実質成長率 - 要因分解による分析例

OECDで公開されている日本の平均給与の実質成長率について、要因分解を試みた結果をご紹介します。日本は賃金・俸給の総額が減少したり、物価が低下したりと特殊要因が多く、ゼロ近辺で長期間アップダウンしている状況です。

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293 平均給与の実質化 - 基準年と物価指数

日本の平均給与について、物価指数と基準年を変更した場合の計算例をご紹介します。日本は物価指数に乖離があり、停滞・低下しているため実質化の計算結果も異なります。

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292 平均給与の国際比較 - 為替レート換算と購買力平価換算

主要先進国の平均給与を国際比較してみます。実質の推移、名目の為替レート換算、購買力平価換算で見ても、日本は長く停滞傾向が続き、今や先進国の中でも下位グループにまで立ち位置を低下させています。

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291 平均給与の名目と実質 - 主要先進国の特徴

日本の平均給与について、実質と名目の数値を各国ごとに比較してみます。名目も実質も停滞しているのは日本特有の傾向のようです。実質では停滞しているイタリアも、名目では成長しているようです。

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