日本の経済統計と転換点
302 金融保険業の平均時給 - 高水準でも低順位

情報通信業と共に水準の高い金融保険業の平均時給(労働時間あたり雇用者報酬)について国際比較してみました。国内の産業間では平均時給が高い水準ですが、国際比較すると大きく順位が後退し、相対的に対価が低く抑えられているようです。

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299 建設業の平均時給 - 人手不足で上昇中?

建設業の平均時給に相当する労働時間あたり雇用者報酬について、国際比較をしてみます。日本の建設業は、先進国の中では低めの水準ですが、工業などと比べるとやや順位は高いようです。

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298 工業の平均時給 - 比較的高い日本の水準

工業の平均時給(労働時間あたり雇用者報酬)についてご紹介します。日本の工業は産業の中でも比較的平均時給の高い産業です。国際比較すると、相対的に低い水準が続き、近年ではOECDの中でも低位となります。

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297 日本の時給は高いのか? - 労働時間あたり雇用者報酬

平均時給に相当する労働時間あたり雇用者報酬について国際比較をしてみました。日本は停滞傾向が続く中で、他国に追い抜かれ差を付けられているようです。近年では先進国の平均値すら大きく下回っています。

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288 一般労働者の雇用保護 - 集団・大量解雇と総合指数

OECDの雇用保護指標について、集団・大量解雇と総合指数をご紹介します。日本はどちらで見ても相対的に雇用保護が緩い国と言えそうです。ドイツ、フランス、イタリアとアメリカ、イギリス、カナダの傾向が対照的なのも興味深い特徴です。

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287 日本の雇用保護の特徴とは? - 詳細項目の国際比較

OECDの雇用保護指標について、区分ごとの国際比較をしてみます。日本はアメリカやカナダに近い状況で、比較的解雇規制の緩い国という特徴があるようです。

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276 貿易相手の変化 - 最大相手国はアメリカから中国へ

日本の貿易について、相手国ごとの変化を可視化してみます。以前は輸出も輸入もアメリカがメインでしたが、近年では中国が最大の貿易相手となっています。

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243 ドル換算は為替?購買力平価? - 換算方法による違い

1人あたりGDPについてドル換算する場合の、為替レート換算値と購買力平価換算値の違いを比較してみます。為替レート換算が為替変動によって揺らぎが出るのに対して、購買力平価換算は滑らかな推移となりますが、アメリカとの物価比率も補正されている事に注意が必要なようです。

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