068 実は増えてる家計の資産 - 金融資産・負債残高の推移
日本銀行の資金循環統計データから、家計の金融資産について可視化してみます。貧困化の進む労働者ですが、家計としては右肩上がりに資産、純金融資産が増大しています。これだけの資産が増加しているのであれば、何故家計消費が停滞するのでしょうか?家計の不思議について、まずは現状の把握をしてみましょう。
067 お金は誰の手元にある? - 日本の金融資産と負債
日本銀行の資金循環統計データから、家計、企業、政府、金融機関、海外の経済主体ごとに、どこに金融資産が集まっているのかを可視化してみます。日本の労働者は貧困化が進んでいますが、実は家計の純金融資産は右肩上がりに増大していることが分かりました。労働者は貧困化し、家計は豊かになるという不思議な状況です。
066 過剰設備は解消されるか - 生産・営業用設備DI
日本銀行の短観データから、生産・営業用設備についての過不足感を可視化します。特に製造業では長年、慢性的に設備過剰であったことが分かります。過剰な設備とは、過剰な生産能力ともなりますから、過当競争により値段を下げようというマインドが働くのではないでしょうか。このような所にもデフレの要因が潜んでいそうです。
065 日本企業の資金繰り事情 - 資金繰りDIと貸出態度DI
日本銀行の短観データから、企業の資金繰りや、金融機関の貸出態度について可視化します。金融機関から融資を受けやすい状況が続いているにもかかわらず、中小企業では資金繰りが厳しい状況が続いています。
064 日本は人手不足って本当? - 業況と雇用人員の過不足
日銀の短観データより、雇用人員DIを可視化します。企業規模や業界別に、景気と人員の過不足感の関係が見えてきます。特に大企業製造業では、人員の過剰感が大きく、今後のリストラの加速が懸念されます。
063 需要はどこにある!? - 国内需給と海外需給
日本銀行の短観データから、需要の可視化を試みます。国内ビジネスも海外ビジネスでも、需要がマイナスであることが分かりました。需要が無い中でのビジネス展開を余儀なくされている企業は、値段を下げる事で仕事を成り立たせようという動機が働いているとも考えられます。
062 日本の景気を可視化してみる - 日銀短観の業況判断DI
日本銀行の短観データから、経済の景気動向を可視化してみます。短観を累積してみると、日本経済計算のデータとの連動性が見えてきます。
061 日本人の寛容さとは - 人助けの国際比較
国連の幸福度調査では、寛容さが極めて低い評価を受けてしまった日本人ですが、本当にそうなのでしょうか?World Giving Indexという寛容さや親切さについての調査結果も見てみましょう。日本人は世界で、どれだけ寛容で親切だと評価されているのでしょうか?
060 日本人は不寛容なのか!? - 幸福度の国際比較
国連の幸福度ランキング2020年版が発表されました。2019年版では散々な結果だった日本の評価ですが、最新版ではどうでしょうか。なんと、寛容さが92位から153か国中151位と最低レベルの評価にまで急落してしまいました。その原因とは何でしょうか?
059 物価比率って何だろう? - 購買力平価と為替レートの関係
購買力平価と為替の差から計算される物価比率について、主要国の比較をします。日本はかつて物価比率でも世界一になっていますが、その後の凋落とともに物価比率も低下しています。