日本の経済統計と転換点
005 増えない人件費 - 付加価値の分配としての賃金

企業の売上が伸びないながらも、利益が増大し、内部留保と配当金が増え続けている状況がわかってきました。一方で抑制されているのが、他ならぬ労働者の人件費ですね。企業活動の粗利である付加価値の分配の内訳を見る事で、その事を確認してみましょう。

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日本の経済統計と転換点
004 利益ばかり増える日本企業 - 付加価値停滞と純利益急増

サラリーマンが貧困化する一方で、企業はむしろ資産が増え続けています。何故このような状況になっているのでしょうか。年毎の収支の状況を詳細に見る事で、その謎に迫ります。

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日本の経済統計と転換点
003 内部留保は衰退への道? - 純資産が増え続ける日本企業

サラリーマンが貧困化している状況は分かりましたが、一方で労働者を雇用している企業の方はどうでしょうか。やはりサラリーマンと同様に衰退がはじまっているのでしょうか。企業の資産と負債を可視化する事で、現在の日本企業の状態を確認してみましょう。

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日本の経済統計と転換点
002 働き盛りが貧困化する日本 - 男性労働者の世代別平均給与

サラリーマンの貧困化が進む背景とはどのようなモノでしょうか。労働者の高齢化が進み、安い労働力となった高齢者が引退した後に、現役世代に残る仕事とは何でしょうか。私たち企業経営者は、「自分たちの仕事とは何か」を考える分岐点に立っているのかもしれません。

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日本の経済統計と転換点
001 サラリーマンの貧困化 - 労働者の給与が減少している!?

私たち労働者のお給料は実は以前よりも減っているという事を皆さんは知っていましたか?日本経済は1997年をピークにして、停滞・衰退が続いています。各種公表されている統計データ「ファクト」を可視化して、その事実を見える化し、皆さんと共有していきます。

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