日本の経済統計と転換点
010 お金以外の豊かさとは!? 寿命・満足度編

OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。 今回は「寿命」や「生活満足度」についてフォーカスします。平均寿命は世界一とよく聞きますが、生活満足度の方はどうでしょうか。

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009 みんなが働ける国日本 - 失業率が低ければ良いのか?

平均所得や労働生産性では日本は先進国の中でも平均以下という事が判明しました。このような所得という側面以外に、日本の経済で優れた要素はないのでしょうか。働きたい人みんなに仕事がある事、これも豊かさの証と考えられないでしょうか。

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008 はたして日本は先進国か - 先進国平均未満の現在地

バブルチャートを使って、1人あたりGDPと平均給与の関連性を可視化してみます。1990年代は、先進国の中でも高い水準を誇った日本ですが、停滞が続く中で中程度の立ち位置へと変化してしまっているようです。

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007 「日本は生産性が低い」は本当? - 付加価値生産性の国際比較

OECDの統計データから、日本の労働者の平均所得が低い水準で停滞、凋落してしまった事がわかりました。それでは、日本人労働者の仕事の質はどうでしょうか。日本人は労働者の質が高いと言われます、その指標となる生産性についてフォーカスしてみます。

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006 給与が増えないのは日本だけ? - 唯一停滞する労働者の賃金

労働者の給与は増えず、企業の内部留保と配当金ばかりが増大している日本経済ですが、このような経済状況は日本だけなのでしょうか、他の先進国も同じような状況なのでしょうか。先進国の集まりであるOECDの統計データを可視化して、その立ち位置を確認してみましょう。

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005 増えない人件費 - 付加価値の分配としての賃金

企業の売上が伸びないながらも、利益が増大し、内部留保と配当金が増え続けている状況がわかってきました。一方で抑制されているのが、他ならぬ労働者の人件費ですね。企業活動の粗利である付加価値の分配の内訳を見る事で、その事を確認してみましょう。

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004 利益ばかり増える日本企業 - 付加価値停滞と純利益急増

サラリーマンが貧困化する一方で、企業はむしろ資産が増え続けています。何故このような状況になっているのでしょうか。年毎の収支の状況を詳細に見る事で、その謎に迫ります。

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003 内部留保は衰退への道? - 純資産が増え続ける日本企業

サラリーマンが貧困化している状況は分かりましたが、一方で労働者を雇用している企業の方はどうでしょうか。やはりサラリーマンと同様に衰退がはじまっているのでしょうか。企業の資産と負債を可視化する事で、現在の日本企業の状態を確認してみましょう。

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002 働き盛りが貧困化する日本 - 男性労働者の世代別平均給与

サラリーマンの貧困化が進む背景とはどのようなモノでしょうか。労働者の高齢化が進み、安い労働力となった高齢者が引退した後に、現役世代に残る仕事とは何でしょうか。私たち企業経営者は、「自分たちの仕事とは何か」を考える分岐点に立っているのかもしれません。

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001 サラリーマンの貧困化 - 労働者の給与が減少している!?

私たち労働者のお給料は実は以前よりも減っているという事を皆さんは知っていましたか?日本経済は1997年をピークにして、停滞・衰退が続いています。各種公表されている統計データ「ファクト」を可視化して、その事実を見える化し、皆さんと共有していきます。

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