サニタリー配管の溶接・研磨

サニタリー配管の溶接・研磨

サニタリー配管は研磨されたサニタリー用部品を組み合わせた配管部品です。
医療・製薬、理化学設備・機械、食品加工設備・機械、半導体製造装置などに多く用いられます。

当社では、社内で溶接とバフ研磨加工を行える事から、各種サニタリー配管を製作する事が可能です。

サニタリーパイプ、エルボ、ヘルール、レジューサ、クロス、チーズ、ソケットなど、様々な溶接用配管部品を接合し、研磨仕上げを施します。

寸法精度が必要な場合は、各種配管部品を高精度に切断する事も可能です。

社内工程で溶接、バフ研磨が可能ですので、お客様のご要望に合わせた柔軟な対応が可能です。

サニタリー配管例1
サニタリー配管例
ヘルール+チーズ+レジューサ+ヘルール
サニタリー配管 例2
サニタリー配管例
ヘルール+エルボ+レジューサ+ヘルール

サニタリー配管の構成部品

サニタリー配管は、以下のような既成部品の組み合わせとして製作可能です。

ストレートパイプ
ストレートパイプ
エルボ
エルボ
レジューサ
レジューサ
チーズ
チーズ
クロス
クロス
ヘルール
ヘルール
フランジ
フランジ
ホースアダプタ
ホースアダプタ

サニタリー配管の既成部品につきましては、下記メーカー品を取り扱い可能です。

大阪サニタリー:製品カタログページ
トーステ: 製品紹介ページ

サニタリー配管の構成例

様々な構成部品を組み合わせて、オーダーメイドのサニタリー配管モジュールを製作可能です。

例えば、次のような組み合わせも可能です。

サニタリー配管例1
サニタリー配管例1
サニタリー配管例2
サニタリー配管例2

多くの構成要素で、各サイズの既製品がありますので、既製品の組み合わせで合理的なサニタリー配管を製作できます。

サニタリー部品のメーカーごとに、若干仕様やサイズが異なるのでご注意ください。

組み合わせによっては研磨不可や、製作不可の場合があります。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問合せ下さい。

特注部品の製作

既成部品の組み合わせ以外にも、特注部品による製作が可能です。

加工部品や配管部品を組み合わせて柔軟な対応が可能です。

特注部品例1
特注部品例1
特注部品例2
特注部品例2

例えば上図のように、機械加工部品、板金部品、レーザー加工部品などを組み合わせての特注配管部品を製作可能です。

漫画絵からでも製作可能ですので、お気軽にお申し付けください。

サニタリーパイプの規格

一般的なサニタリーパイプの規格は次の通りとなります。
材質はSUS304、SUS316Lにて対応可能です。
規格にないパイプサイズは、特注にて製作も可能です。

材料断面 丸パイプ
呼び(参考)直径:D [mm]肉厚:t [mm]内径:d [mm]
8A13.81.6510.5
10A17.31.6514.0
15A21.72.117.5
20A27.22.123.0
25A34.02.828.4
32A42.72.837.1
40A48.62.843.0
50A60.52.854.9
65A76.33.070.3
80A89.13.083.1
90A101.63.095.6
100A114.33.0108.3
125A139.83.4133.0
150A165.23.4158.4
呼び(参考)直径:D [mm]肉厚:t [mm]内径:d [mm]
1S25.41.223.0
1.25S31.81.229.4
1.5S38.11.235.7
2S50.81.547.8
2.5S63.52.059.5
3S76.32.072.3
3.5S89.12.085.1
4S101.62.097.6
4.5S114.33.0108.3
5.5S139.83.0133.8
6.5S165.23.0159.2

サニタリー配管の仕上げ

サニタリー配管は基本的に#400のバフ研磨仕上げとなります。
重要な内面側も、自社工程にて研磨加工したします。

配管の組み合わせによっては研磨道具が届かない場合がありますので、事前にご相談ください。

バフ研磨後の電解研磨加工も承ります。

サニタリー配管の内面
サニタリー配管の内面

サニタリー配管の製作に関するお問合せ

サニタリー配管についてご不明な点やご要望がございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。

<お問合わせ先>
株式会社⼩川製作所
営業・技術担当 ⼩川宛
TEL: 03-3657-4196
FAX: 03-3673-4755
Mail: info@ogawa-tech.jp