042 材料:アルミ合金 - ブロック材・プレート材の規格

材料 アルミ合金 ブロック材の規格

1. ブロック材・プレート材の種類

アルミ合金のブロック材やプレート材は、切削加工で用いられる材料です。
基本的に材料業者にて板厚の決まった材料から切り出してプレート状、ブロック状に仕上げた材料を加工業者が利用します。

板厚方向の寸法精度の高い材料も流通しているのが特徴です。
6F材として入手する事も可能ですが、厚みは規格通りの寸法で指定し、幅と奥行き方法を指定して手配するのが一般的です。

ブロック材は様々な装置の機構部品として、主に切削加工に用いられることが多いです。
プレート材はそのままの板厚で穴や輪郭形状を加工し、プレート状の部品(ベース板など)として用いられる事が多いようです。

ブロック材 イメージ

2. ブロック材・プレート材の規格寸法

アルミ合金のブロック材・プレート材は、上下の板厚が決まった材料から切り出して流通しているのが一般的です。
ここでは各材質ごとに一般的に流通している板厚についてご紹介します。

板厚:t[mm]A5052
H112
A6061
T651
A2017
T351
A2024
T351
A7075
T651
4
5
6
7
8
9
10〇(11)
12
15
16
17
18
20〇(21)
22
25
27
28
30〇(31)
32
35
36
40〇(41)
45〇(46)
50〇(52)
55〇(57)
60〇(62)
65〇(67)
70〇(72)
75
80〇(82)
85
90〇(92)
95
100〇(102)
105
110
115
120
125
130
135
140
145
150
160
170
180
190
200
220
230
250
260
290
300
320
350
アルミ合金 材料 ブロック材・プレート材 規格寸法 ※材料業者提供情報を基に当社にて編集

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小川真由プロフィール画像

< 筆者紹介 >
2004年慶應義塾大学大学院修了後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)の航空宇宙カンパニーに入社し新規航空機の開発に携わる。5軸加工を中心とした精密機械加工業者での修行を経て、株式会社小川製作所に合流。
製缶・溶接・研磨加工、精密機械部品の製造・供給、機械設計・開発支援の3つの事業を手掛ける。WEBメディアを中心に、情報発信も積極的に行う。2024年よりNews Picksのプロピッカーとしても活動。

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ミスミmeviy: 製造現場から褒められる部品設計の秘訣
ミスミmeviy: 中小企業経営から学ぶ生産性向上の秘訣
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