344 GDPと人口の国際比較 - IMFデータベース
IMFのデータベースから、世界のGDPと人口について国際比較をしてみます。2023年に為替レート換算のGDPで日本はドイツに抜かれています。購買力兵換算値で見ると、中国はアメリカを上回り、インドは日本やドイツを上回ります。
343 IMFとOECDのデータ検証 - 日本のGDPとドル換算値
OECD以外の国々との国際比較をするにあたって、IMFのデータを検証してみます。自国通貨ベースのGDPでは国内データとも完全に一致します。
1人あたりGDPのドル換算値では、名目値、実質値ともに購買力平価換算値だと若干の差異がありますが、納得できる範囲で合致しているように見受けられます。
342 日本の個人事業主は多いのか? - 対労働者数比の国際比較
先進国の労働者に占める個人事業主の割合について国際比較してみます。日本は先進国でもかなり高い水準でしたが、急激に低下していて近年では先進国でも低い方になるようです。
イタリアをはじめとする東南欧や、メキシコ、コロンビア、韓国などが高い水準のようです。
341 労働者と雇用者と個人事業主 - 主要先進国の各国推移
主要先進国の労働者数・雇用者数・個人事業主数と個人事業主の割合について推移をご紹介します。日本は個人事業主の割合が急激に低下していますが、他の主要先進国では元々低い国が多いようです。ただし、イタリアはかなり高い水準です。
340 労働者って何? - 就業者と有業者と従業者
日本の労働者数の定義と統計データについて整理してみます。国際比較できるOECDと日本の国民経済計算ではほぼ一致しています。労働力調査と就業構造基本調査の数値もほぼ一致しますが、人基準なのか職業基準なのかで、主に個人事業主の集計数で約100万人の相違があるようです。
339 直接投資の効率とは? - 投資収益率の国際比較
OECD各国の直接投資残高に対する所得(効率)について計算した結果をご紹介します。日本はどちらも高い水準に達していますが、特に対内直接投資に対する所得(支払)の割合が16%と先進国の中で極端に高い水準に達しているようです。直接投資の効率としては、自国に不利な環境(より支払いの割合が高い)となっています。
338 1人あたりの直接投資収益 - 直接投資の効率
人口1人あたりの直背投資所得・収益の水準について国際比較してみました。スイス、オランダは圧倒的な水準ですが、対外直接投資所得と対内直接投資所得が拮抗しているため、直接投資収益は他の主要国とそれほど差がありません。日本は対内直接投資所得が少ないため、差引の直接投資収益が多い方になります。
337 直接投資の収益とバランス - 海外との投資効率
先進国の直接投資収益について、国際比較してみます。対外直接投資所得も対内直接投資所得もアメリカが圧倒的な水準です。直接投資の多いオランダやスイスは両者が拮抗していますが、他の主要先進国は対外直接投資所得が大幅に超過しているようです。
336 日本の直接投資収益 - 海外との貿易から投資へ
日本の直接投資収益について、対外直接投資による受取りと、対内直接投資による支払いとの関係をご紹介します。直接投資収益はその差額となりますが、対外直接投資所得が拡大するのに伴って大きく増加しているようです。
335 経常収支って何? - 海外とのフロー面の関係
日本の海外とのフロー面での関係となる経常収支についてご紹介します。日本は貿易収支がほぼゼロで、第一次所得収支が拡大しています。その中でも証券投資収益は横ばい傾向ですが、直接投資収益が拡大している事がわかります。