日本の経済統計と転換点
191 日本企業の機械・設備は多い? - 1人あたりの国際比較

企業の固定資産のうち、機械設備について着目してみます。機械設備は特に製造業での生産性向上には欠かせないものですね。1人あたりの水準で見ると、日本はやはり1990年代に極めて高い水準にありましたが、その後停滞し直近では、アメリカやドイツと同程度となっています。

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166 生産資産で見る経済の特徴 - 各国の生産資産推移

主要国の生産資産について、自国通貨ベースでの推移を眺めてみます。各国とも連動しながら増え続けていますが、日本だけ停滞傾向です。ただし、日本は一般建造物の水準が高く、かつ緩やかに成長が続いています。

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164 日本の機械・設備の水準とは? - 資産の国際比較

企業(特に製造業)の国内生産活動とも密接に関係する機械設備について、OECD各国との1人あたりドル換算値での比較をします。日本は1990年代高い水準を誇りますが、その後の停滞によって現在はOECD平均値と同程度です。日本は工業立国のはずが、機械設備という生産手段が増えておらず、生産活動が停滞している事がわかります。

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