343 IMFとOECDのデータ検証 - 日本のGDPとドル換算値
OECD以外の国々との国際比較をするにあたって、IMFのデータを検証してみます。自国通貨ベースのGDPでは国内データとも完全に一致します。
1人あたりGDPのドル換算値では、名目値、実質値ともに購買力平価換算値だと若干の差異がありますが、納得できる範囲で合致しているように見受けられます。
309 日本の労働者の生産性は高い? - 労働者1人あたりGDP
労働生産性について、労働者1人あたりGDPの水準比較をご紹介します。日本は名目でも実質でも低い水準が続いていて、成長率は他国と遜色ないものの、その差は縮まっているわけではないようです。
308 労働時間あたりGDPの国際比較 - 購買力平価換算の名目・実質
労働生産性の指標である労働時間あたりGDPについて、数量的な比較ができる購買力平価換算値をご紹介します。名目でも実質でも日本は先進国の中でかなり低い水準となります。
292 平均給与の国際比較 - 為替レート換算と購買力平価換算
主要先進国の平均給与を国際比較してみます。実質の推移、名目の為替レート換算、購買力平価換算で見ても、日本は長く停滞傾向が続き、今や先進国の中でも下位グループにまで立ち位置を低下させています。
279 1人あたりGDPのドル換算 - 国際比較の注意点とは?
主要先進国の1人あたりGDPについて、OECDで公開されている4パターンのドル換算値についてご紹介します。絶対値として比較するのは、名目の為替レート換算を基本とし、購買力平価を合わせて眺めるようにすると良いように思います。
278 ドル換算8つの表現方法 - 国際比較のポイント
国際比較をする際のドル換算の8つの表現方法について確認してみました。絶対値を比較する場合は、名目の為替レート換算を基本とし、成長率では実質を、生活実感に近い指標では購買力平価換算を合わせて見てみるといった使い分けが必要と思います。
244 物価比率と購買力平価 - 1人あたりGDPのドル換算値
1人あたりGDPの推移で為替レート換算値と購買力平価換算値の比較をしてみました。購買力平価換算値は物価比率で補正した数値になるため、滑らかなグラフとなる反面現実との乖離も大きそうです。
243 ドル換算は為替?購買力平価? - 換算方法による違い
1人あたりGDPについてドル換算する場合の、為替レート換算値と購買力平価換算値の違いを比較してみます。為替レート換算が為替変動によって揺らぎが出るのに対して、購買力平価換算は滑らかな推移となりますが、アメリカとの物価比率も補正されている事に注意が必要なようです。
242 購買力平価って何? - その意味と特徴
為替レートともに、ドル換算によく用いられる購買力平価について、その意味や計算方法を確認してみます。購買力平価は両国の物価変化率の比に比例するという計算がされていて、両国間の物価比率を踏まえた通貨の交換比率となります。購買力平価換算は、ドル換算してさらに物価比率で調整した数値になる事を意識する必要がありそうです。
059 物価比率って何だろう? - 購買力平価と為替レートの関係
購買力平価と為替の差から計算される物価比率について、主要国の比較をします。日本はかつて物価比率でも世界一になっていますが、その後の凋落とともに物価比率も低下しています。